生活保護を病院からの通報で受給できるのか

皆さん、こんにちは。突然、病気になり、病院に入院してしまい、入院医療費をどうしよう、あるいは、病気のため、働けなくなり、収入がなくなり、今後の生活に困ってしまう人はいると思います。今は、健康で、バリバリ仕事をしている人もいつ病気で入院するかわかりません。そのような時、お金がなくて、入院医療費を支払うのが困難な場合、どうすればいいのでしょうか。

例えば、病院からの通報で、生活保護を受給できるのでしょうか。

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病院からの通報で、生活保護を受ける事はできるのか

生活保護,通報,病院原則として、生活保護を受けるには、本人からの申請が必要です。生活保護法第7条には、こう記載されています。保護は、生活保護を必要とするもの、その扶養義務者(親、子供、兄弟姉妹のこと)、又はその他の同居の親族の申請に基づいて開始するものとする。ただし、生活保護を必要とするものが、急迫した状況にあるときは、保護の申請がなくとも、必要な保護を行うことができる。ここで、重要なのは、急迫した状況にあるときは、生活保護の申請がなくとも生活保護を受けることができるという点です。それでは、急迫した状況とは、どんな状況のことをいうのでしょうか。

例えば、路上で倒れて、救急搬送されて、入院したとします。その場合、入院した人が自ら、生活保護の申請ができるはずができるわけありません。このような状況を急迫した状況といいます。そして、このような場合は、病院からの通報によって、とりあえず、生活保護の申請があったと同様の状況として処理します。これを、生活保護の病院からの通報による保護依頼があったと解釈します。そして、このような場合、必ず、救急搬送票を一緒にファックスで送信してもらいます。なぜかといえば、病院からの通報があった場合で、住んでいる所がない場合、(いわゆるホームレスのこと)発病地(要は倒れたところ)の市町村が、生活保護を行うことになるからです。だから、救急搬送票がないと、どこの市町村が保護すればいいか分からなくなってしまうからです。ただし、住んでいる所がある場合は、その住んでいる場所の市町村が保護を行うことになります。

このような病院からの通報による保護依頼はよくあります。心得ている病院は、入院医療費のとりっぱぐれがないようにするために、少しでもお金がなさそうと思ったら、国民健康保険証があろうとなかろうと、すぐに、病院からの通報による保護依頼を行います。

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病院からの通報による保護依頼で生活保護は受給できるのか

病院からの通報による保護依頼があった場合、通報のあった市役所は、まず、自分のところの市役所が保護を行うべきか確認して、自分の市役所が保護を行う事が確認できてから、通常の生活保護の調査に入ります。まず、入院した患者に生活保護の申請意思があるかどうか、確認します。中には、お金があったり、親族の援助で、何とか入院にかかる費用をまかなうことが可能だったりした場合は、保護を行わず、通報した病院が保護依頼を取り下げます。逆に、本人に生活保護の申請意思がある場合は、通常どおり、生活保護の申請書類を書いてもらいます。そして、生活保護を申請した人が行われる調査がそのまま実行されます。この後は、市役所へいって、生活保護を申請した人と同じ調査が行われ、その調査結果に基づいて、生活保護が決定します。

ただし、例えば、救急搬送されて、意識不明になり、生活保護の申請意思の確認もできず、何も聞き取り調査ができない場合はどうすればいいのでしょうか。その場合は、職権で生活保護が開始されます。このことは、生活保護法第25条にうたわれています。当たり前ですよね。意識不明の人に、生活保護の申請意思があるかどうかなんてきくことは、できないわけですから。そして、その後、意識がもどったら、通常の生活保護の調査を行えばいいわけです。難しいことではありません。たいていは、病院のソーシャルワーカー(よくSWといいます)が、そのへんは、心得ていて、病院からの通報による生活保護のいわゆる保護依頼を行います。ただし、あくまでも、連絡のあった日から、生活保護の適用になるので、この連絡が遅れてしまうと、入院医療費をとりっぱぐれることになってしまいます。間抜けなSWだと、こういったことをしてしまう事があります。

しかし、こればかりは、救急搬送された本人には、どうしようもありません。何しろ、どの病院に救急搬送されるかは、その時によって、変わります。下手な病院にいかないことを祈るしかありません。まあ、でも、たいていはの病院は、うまくやるでしょう。何しろ、最終的に困るのは、病院なのですから。病院もはっきりいってしまえば、営利企業ではありませんが、採算のことは、かなり気にします。え、病院がと思うかもしれませんが、それが現実です。いつも、通院しているような病院なら、いろいろ親身になってくれ、信用もできるでしょうが、いきなり、救急搬送された病院では、何を考えているのかわかったものではありません。

病院からの通報によって、生活保護は大丈夫?

倒れてしまったりして、病院へ救急搬送された場合で、お金がなくても、病院からの通報によって、生活保護への道は開けます。だから、心配はいりません。このへんの流れを知っておくと、もちろん、健康にこしたことはありませんが、何かあって、入院したとしても大丈夫という事になります。おそらく、病院からの通報によって、生活保護を受けれるとは、思っている人はあまりいないのではないでしょうか。しかし、心配いらないのです。そして、病院のSWさんからの質問には、素直に答えてください。そして、何日かした後に、市役所の人がきて、生活保護の申請意思の確認と、生活保護制度の説明、いろいろな書類の記載をすることになります。おそらく、その市役所で作成している生活保護の案内というかしおりみたいなものをもらうと思うので、読んでおいてください。もちろん、このブログで知識を高めた状態で、その生活保護の案内というかしおりを読めば、理解が格段に違うのは疑う余地がありません。

したがって、病院からの通報によって、保護依頼が行われ、生活保護が決定されれば、病院からの通報のあった日にさかのぼって、生活保護が適用されることになります。だから、病院からの通報による生活保護の適用は、生活保護を受ける要件を満たしていれば、何も問題がないわけであります。

まとめ

病院からの通報による生活保護について、ご理解いただけたでしょうか。これは、よくあるパターンです。ただ、自分自身は、救急搬送されている状態のため、何もできないという事に注意する必要があります。だから、このような状況の時は、病院のSWのいう事をきくしかありません。大丈夫です。病院も入院医療費をとりっぱぐれたくないので、余程、間抜けなSWでない限り、最低限のことはおこなうでしょう。病院からの通報による保護依頼はよくあることなので、病院のSWもうまくやると思われます。

何か、疑問点などがあったら、遠慮なくコメントをください。ぜひ、お待ちしております。疑問点だけでなく、意見でも大歓迎です。生活保護制度は、知識を増やせば、増やすほどお得な制度です。そして、皆さんの生活、生命に影響するものです。

しっかりした生活保護の知識を身につけていきましょう。そうすれば、変な言い方ですが、安心して入院できます。

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