生活保護における生業扶助で運転免許はとれるのか

皆さん、こんにちは。相変わらず、景気は良くならず、生活はいっこうによくなりません。高齢になっても、年金がきちんと支給されるわけではありませんし、若い人は、なかなか正社員になって、しっかりした給料をもらう、もしくは、給料が増える見込みはまったくありません。それどころか、失業におびえ、将来への不安は増えるばかりです。そのような時のための生活保護です。ところで、生活保護に生業扶助というのがあります。その生業扶助とは、何なのか。また、その生業扶助で、運転免許がとれるということらしいのですが、どうなのか。

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生活保護での生業扶助における運転免許の取得とは

生活保護には、いろいろなお金が支給されます。その中に、生業扶助というのがあります。生業扶助といきなり、いわれてもピントこないと思います。生業扶助とは、なんのでしょうか。生業扶助とは、生活保護受給者の働く能力を引き出し、それを伸ばすことによって、その生活保護受給者の自立をさせようというものです。だから、単に、困っているので、このお金を支給しようという性格のものではありません。更新料みたいに、それを支払わないと今、住んでいるアパートに住み続けられないために支払うようなものではありません。

だから、その生業扶助の中で、免許の取得が雇用の条件となっているなど、確実に働くために必要な場合であれば、自動車運転免許を取得する費用を支給することができます。金額は、だいたい40万円くらいです。タクシーの運転手さんになるような人が多いようです。もっとも、最近では、なかなかタクシーの運転手さんも収入が厳しいようですが。また、タクシーのような仕事をしていて、自動車運転免許の更新等、資格の更新の際に受講する講習等に要する費用について、生業扶助として、支給できるのでしょうか。これについては、支給することができます。また、通勤用もしくは、事業用としての自動車の保有を認められた者については、勤労及び事業収入から必要最小限度の金額を必要経費として、控除することができます。

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生活保護のお金で生業扶助として運転免許をもらえる?

生業扶助とは、生活保護の支給されるお金でも、少し性格の変わった費用です。そのため、生活保護受給者で、支給される例は、結構、少ないです。高齢者は、働きませんし、仕事も探しませんので、生業扶助が支給されることは、ありません。生業扶助の性格としては、仕事につくために資格をとるための費用と考えればいいと思います。最近では、生活保護制度以外の制度で、就労支援のような形でのそういった費用が支給される制度があるようです。ハローワークなどへいくとあるかもしれません。最近は、ハローワークと生活保護を行っている市役所が連携して、仕事を探したりする制度もできています。しかし、まだまだ不十分でしょう。そもそも、ハローワークの職員も市役所の職員もあまり、熱心ではありません。

ただし、この生業扶助の制度は、かなり手厚くできています。生活保護からの自立のために運転免許をとることも可能になっています。もちろん、条件はいろいろあります。今の時代、運転免許も必要でしょうが、パソコンのスキルも必要なケースがあります。若い人は、そういった生業扶助の制度を生かして、スキルを身につけて仕事につけば、生活保護からの自立の道が開かれると思われます。

しかし、この生業扶助は、先程も申しましたが、あまり、使われていないのが、現実なので、生業扶助の制度について、よく分かっている市役所の担当者は、少ないと思います。高齢者の方は、あまり関係ないと思われますが、これから、仕事につけない若い人が増えていくことを考えていくと、この生業扶助の制度は、重要といえるでしょう。一番多いのは、やはり、運転免許でしょう。しかし、考え方によっては、生活保護のお金で、運転免許をとれるというのは、かなり生活保護制度が手厚いといえるでしょう。この生業扶助をもっといかして、生活保護からの自立できる若者を増やすことは重要でしょう。しかし、今の政府、安倍政権は、あまり、関心がないようです。ただ、生活保護費を減らすことばかり考えているようです。政策的にも、円安や金融緩和、法人税減税など、大企業優遇の政策ばかり行っていますから、あまり、生活保護制度に頼らざるをえない人を何とか、少なくとも若い人は、自立させようというような考えがないのかもしれません。しかし、国民の多くは、大企業に勤めている人ではありません。資産家のような人は、別にして、ちょっとしたことで、生活保護のお世話になる可能性がある人達です。

生活保護の生業扶助における運転免許取得とは?

だから、生活保護制度は、単に困っている部分にお金を支給するものではないのです。このような生業扶助のように、将来のために、生活保護受給者が自分の力で、働いて収入を得るためのお金もだすことができるのです。その中でも、運転免許の取得は、一番の典型的な例です。ただ、運転免許が必要な仕事についていることが条件です。もっと、幅広く生業扶助を適用すればいいと思われます。というか、そもそも、市役所の職員が分かっていません。悲しいことです。生活保護制度に限らず、他のハローワークなどで、就職のための資格をとる制度をつくり、そういった制度と生業扶助をマッチングさせればいいのです。そうすれば、今は、生活に困窮して、生活保護に頼っていても、資格をとることによって、それなりに多くの収入を得て生活できれば、どれほどいいことでしょう。それこそ、政府が行うべき政策でしょう。くだらないオリンピックや新幹線のようないわゆる箱物ではなく、生活者、一人一人のための政策を行うのが政治です。しかし、最近の政治は、そういった視点が欠けています。マクロ的な経済の指標ばかりにおわれて、実際の生活者の感覚が麻痺しているのでしょう。もっとも、安倍さんにそれを求めるのは、無理でしょう。何しろ、3世議員のおぼっちゃんで、祖父は総理大臣ですから。しかも、申し訳ありませんが、あまり頭もいいとは思えません。

まとめ

いかがでしょうか。生活保護の生業扶助における運転免許の取得についてご理解いただけたでしょうか。この生業扶助という制度は、これから仕事を探して、きちんとした収入を得ようという人には、ぜひとも使ってほしい制度です。いろいろあります。だから、何か、疑問点、不安点などがありましたら、遠慮なくコメントをしてください。せっかくの制度です。使わないと本当に損です。生活保護制度は、とにかく、複雑で、細かいです。だから、きちんとした知識を身につけないのと身につけるのとでは、生活にかなり影響がでます。ちょっとした疑問でも結構です。心配いりません。どんどんコメントしてください。

特に今回は、生業扶助というちょっとマニアックなものについて行いました。結構、市役所の人もこのへんは、分かっていません。また、面倒くさがって、生業扶助にふれない職員もいると思われます。しかし、この生業扶助で、少なくとも運転免許は、条件付ですが、とることができることは、ご理解いただけたと思います。どんどんコメントをください。まさに、聞くは、一時の恥、聞かずは、末代までの恥といいます。というより、とにかく、聞きましょう。それのほうが、とにかくお得です。それが、自分自身の生活、最悪、生命に影響します。それからでは、遅いのです。ぜひ、ともに、がんばりましょう。

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39 Replies to “生活保護における生業扶助で運転免許はとれるのか”

  1. こんにちは。今生活保護受給中ですが、年金の申請をさせられ年金と併用しています。
    自己負担額が多い為毎月キツイのですが、精神疾患がある為、タクシーの運転手や薬を運ぶ様な仕事(極力人と接しない)を探しています。
    免許さえあれば働く事も考えております。ただ給与面で年金がはずれるのも困ります。この場合どうしたら良いでしょうか。

    1. コメントありがとうございます。
      医師は就労は大丈夫とおっしゃってますか。医師が就労が大丈夫とおっしゃってるのであれば仕事を探さなくてはいけませんが。
      また等級によっては障害者加算がつきます。また病院へいく通院交通費は支給されてますか。まずきちんと支給されていない保護費がないか確認されるのが一番いいと思います。ぜひ動画も参考にして下さい。また何かありましたらコメントをお願いいたします。

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