生活保護の申請方法の流れはどうなっているのか。

生活保護 申請 方法 流れ

皆さん、こんにちは。数字の上では、景気が上向いているなどといっていますが、実際、皆さんどう感じますか。実感としては、決してそんな事はないんじゃないでしょうか。年金が足りず、蓄えもとぼしくなってしまった人、母子家庭でとても自分の収入だけでは生活できない人、最近よくあるブラック企業に働き、精神的に病んでしまった人、若いけどなかなか仕事が見つからない人など様々だと思います。そういった場合に助けになるのが生活保護です。しかし、生活保護を受けるには申請方法の流れをきちんと知らないと受けれるのに受けれないという事態をまねいてしまいます。

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生活保護の申請方法の流れを押さえる

生活保護 申請 方法 流れまず、生活保護はどのようにして申請すればいいのでしょうか。この申請方法とその流れを押さえる事が重要です。まず、市役所の生活保護を行っている部署へ生活保護を受けたい事を窓口でいいます。結構、これが簡単な事で勇気がいる事です。仲のよい友人と一緒に行くのも一つの方法ですが、実際に相談になった段階で、同席を許されない場合があります。例えば、親族や民生委員なら問題ありません。また、親族や民生委員からの申請も可能です。(例えば、本人が精神的な病気でうつ病などで、外出できない場合) しかし、現実的に民生委員なんて普段付き合いがありませんし、そもそも民生委員が誰かなんて分かりません。(役所にきけば、わかりますが、なかなか見知らぬ人といくのは逆に緊張してしまいます) それでは、親族はどうでしょうか。そもそも親族が助けてくれるのなら、生活保護の相談などいきません。弁護士などのいわゆるサムライ業(士業)の人と一緒にいけば、役所はそういった人達に弱いので、同席を許すケースもありますが、そもそもそういった人とどう接するかもわかりません。そもそも生活保護を専門にしている人は少ないでしょう。

結局、生活保護の申請に一人で行くはめになります。申請方法の流れを事前に押さえる手段としては、生活保護の申請に行く前に、事前に電話連絡し、申請方法の流れを聞くのも一つの方法です。しかし、現実的には、電話での相談はかなりおざなりな対応をされるでしょう。(もちろん、親切な方もいますが) そして、おそらく、詳しい事は窓口できて話して下さいというでしょう。要は、市役所の職員にとって、面倒くさいからです。窓口へ来いといえば、それほど困っていなければこないだろうという発想なのです。だから、電話で聞くポイントは、生活保護申請に必要書類、申請方法の流れを聞くだけでいいです。あとは窓口へいき、話をして下さい。

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生活保護の申請方法の流れを理解していないと申請できない場合があるので注意!

さて、あなたは、生活保護の部署(一般的には福祉事務所といいます)に行きました。窓口で、生活に困っている事を伝え、生活保護の申請をしたい旨を言ってください。そうすると、福祉事務所には面接員という人がいて、その人がまず、あなたの話をききます。住民票をとったりするのと違って、いきなり申請するわけではないので、注意して下さい。はじめての事なので、めんくらってしまいますが、一番肝心な事は、まず、お金がない事をきちんと主張する事、精神的な病気があるなら、病気がある事を恥ずかしがらずに話す事です。まさに、聞くは一時の恥ならぬ、言うは、一時の恥です。というより、別に恥ずかしがる事はありません。ただ、問題は、面接員の側の対応です。例えば、若ければ、仕事が見つけられるのではないかとか、親がいるなら、親に相談はしたのかなど聞いて、何とか、生活保護の申請に持ち込まないようにする傾向があります。なぜなのでしょう。

よく聞くはなしでは、市役所の財政のため、要は、税金の支出を減らすためなどといいますが、本当にそうでしょうか。実際には、生活保護の申請を受けると仕事が増えて面倒だからです。とんでもない話なのですが、それが現実です。また、福祉事務所は忙しく、揉め事も多い部署なので、これ以上、面倒な事を増やしたくないというインセンチブが働きます。そのため、すぐには、申請を受理しようとしません。よく使う申請させない方法の流れとしては、必要書類がないから、またきてくださいというものです。これは、明らかに違法行為です。厚生労働省は、生活保護の相談に来た時に、資産及び収入の状況などが確認できる資料の提出を求める事自体は、問題ないが、資料が提出されてからでないと申請を受け付けないという対応をしてはならないとしています。ようするに、申請の流れに必要となる資料は、申請した後に、すみやかに提出すればよいものなのです。最悪、資料が集まらない時は、福祉事務所において調査してもらえばいいだけの話なのです。よく、このあたりの事は、市役所が県や国の監査で指摘されやすいところです。だから、お金が僅かになったら、その事を主張し、どうしてそのような状況になったかを説明すれば十分なのです。そのへんの生活保護の申請方法の流れを理解していないと申請できずに帰されてしまう事があります。市役所の人は本気になって助けてくれるわけではありません。多額の貯金などがあるならば、別ですが、そうでない場合は、食い下がったほうがいいでしょう。

生活保護の申請をした後の流れには、どのように対処する

生活保護の申請を受理された後は、福祉事務所の調査員が申請者の家に訪問調査します。同時に、申請者の戸籍調査、預金調査、扶養調査が行われます。調査員による訪問調査では、かなり細かい事をきかれます。警察や探偵事務所顔負けの事を聞いてきます。でも、びびる事はありません。生活保護は、基本的にお金がなければ、受けれる制度だからです。お金がなくなった経緯は関係ありません。しかし、福祉事務所の職員は、お金がなくなった経緯についてきいてきます。なぜでしょうか。それは、本当にお金がないかを確認するためです。例えば、生活保護の申請した前日に10万円のお金をおろしているのに、申請した日に千円しか持っていないとなれば、残りの9万9千円はどこへいったのかという事になります。この事は聞かれます。別に何に使ってもいいのです。これこれにつかったといえばいいだけです。使途がおかしいから、生活保護が適用にならないという事はありません。この福祉事務所の家庭訪問による聞き取り調査が終わった後は、生活保護が決定するかどうかを待っていればよいのです。生活保護法上は、2週間で決まるものですが、実際には3週間程度かかります。1ヶ月を超える事はありません。なぜならば、1ヶ月を超えるという事は生活保護が適用できないからです。もし、生活保護が適用できる内容で、1ヶ月を超えてしまったら、それは、福祉事務所職員の事務が遅かったという事で、怠慢のそしりはまぬがれないでしょう。生活保護の申請をした後の流れとして注意する点は、動じないで、話をする事です。また、そろえてほしいという書類は、できるだけそろえておいたほうが生活保護の決定が早くなります。

まとめ

どうでしょう。生活保護の申請方法の流れがつかめたでしょうか。福祉事務所の職員は何度も行っているので、いいのでしょうが、生活保護の申請者は、初めてなので面食らう事も多いと思われます。実際、福祉事務所の職員には横柄な態度の人もいます。そういう場合は、その上司に抗議してもいいと思います。しかし、些細なことなら、余計なエネルギーを使うのもばかばかしいので、必要な資料集めをしたほうが得策ともいえます。

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