生活保護におけるテレビの購入について

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皆さん、こんにちは。景気は、全くよくなっておらず、給料は、一部の大企業は別にして、いっこうに上昇する気配がありません。一方、物価が徐々に上がりはじめています。いわゆる、食料品などの生活必需品、電気代などです。生活保護にとって、厳しい時代を迎えていることは、間違いありません。

ところで、生活保護を受けている人は、テレビを購入することができるのでしょうか。実際のところ、どうなっているのでしょうか。

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生活保護でテレビの購入はできるのか

生活保護 テレビ 購入生活保護受けている人は、テレビを購入できるのでしょうか。テレビは、娯楽であり、そんなものなくても、生きていけるのだから必要ないという考え方もありそうです。それも、一理あるかもしれません。しかし、生活保護とは、生活保護法という法律に基づいているものです。そして、この法律は、日本国憲法第25条がよりどころになっています。日本国憲法第25条は、国が文化的な最低限度の生活を保障するものです。この文化的なというところの解釈をどうみていくかにもよります。つまり、これは、単に、ごはんが食べれればそれでよいというわけでは、ないといえます。最低限度の娯楽はあってもかまわないといえるでしょう。だから、テレビを購入すること、もしくは、保有することは問題ありません。

また、生活保護においては、資産活用の原則というのがあります。テレビは、一応資産といえます。だから、資産活用の原則に従えば、テレビを売って、そのお金でまず、生活しなさいという考え方もなりたちそうです。しかし、実際には、そんなことありません。そもそも、テレビが売れないというのもありますが、厚生労働省の方針として、一般の人達の7割が持っている資産は、保有してもよいという考え方になっています。したがって、テレビは、現代においては、一般の人達の7割が保有しています。だから、テレビを保有することは、生活保護を受けていても可能です。もちろん、購入することもできます。最近では、生活保護を受けている人は、結構、立派なテレビを保有しています。また、生活保護を受ける前にいいテレビを購入してから、生活保護の申請をするパターンもあります。

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生活保護でのテレビの購入について

生活保護を受けている人は、健康で、早く仕事をみつけるように、就労指導を受けている人、もしくは、母子家庭などで、仕事をしているが、働いて得た収入と児童扶養手当や児童手当では、生活が困難な人を除けば、時間があまっている人が多いです。高齢者などは、病院へ行くことはあるでしょうが、それでも、いつもいくわけではないので、テレビが唯一の楽しみといってもいいでしょう。だから、テレビがないのは、大変、厳しいと思われます。だから、たいていは、生活保護を受けてから、テレビを購入するのではなく、生活保護受給前にテレビを購入します。もちろん、生活保護を受けてからテレビを購入しても、特に問題はありませんが、生活保護費は潤沢ではないので、なかなか難しいでしょう。もっとも、高齢者は、お金をあまり使わないので、お金をためて、購入することも可能でしょう。身体障害者手帳1級から3級を所持していれば、加算が約1万円から2万円がつきますので、それを貯めることも可能です。

また、テレビといえば、NHKと契約をしている場合、NHKの受信料を生活保護だと、免除することができます。衛星契約であれば、月額約2千円ですから、年間にすれば、結構、大きいです。きちんと手続きをしたほうが良いでしょう。

とにかく、生活保護を受けている人は、時間があるので、どうしてもテレビを見ている人が多いです。逆にいえば、テレビという娯楽は、ある意味、リーズナブルといえます。例えば、生活保護受給者で、パチンコにはまっている人がいます。そういった人は、すぐに生活保護費がなくなってしまい、後で、困ったことになります。また、競馬のようなギャンブルにはまってしまう人もいます。こういった人もすぐにお金がなくなり、市役所の職員に今後、食事をするお金もなくなり、どうにかしてくださいと泣きつくことになります。一応、社会福祉協議会で多少は、貸してくれますが、ギャンブルでお金を使ってしまったという場合は、貸してくれないケースはあります。お酒に使ってしまい、お金がなくなってしまうケースもあります。そういう意味では、テレビをみているほうが、余程、健全といえます。テレビは、現代においては、生活必需品といえるでしょう。もちろん、液晶テレビで、高価なものは、どうなのかという議論もありますが、液晶テレビも、現代においては、特別なものではありません。

生活保護でのテレビの購入で注意する点

生活保護で、テレビを購入するにおいて、注意する点があります。それは、例えば、施設や病院からアパート生活に移る場合です。例えば、ホームレスで、生活保護の申請をして、ホームレスの支援施設に入って、生活をしていて、アパートでの生活をすることが、市役所に認められた場合です。その場合、当然、アパートで生活するには、洗濯機などの家具が必要になります。そういった家具を購入するには、そのためのお金が必要です。そして、そのためのお金は、約3万円しか支給されません。しかも、購入してもいいものに制限があります。この購入してもいいもの中で、テレビは、入っていないことに注意してください。なにしろ、冷蔵庫でさえ、薬を保存するためという理由がなければ、対象にならないのです。はっきりいって、この家具什器費といいますが、時代錯誤の内容になっています。しかし、こうしたことは、なかなかその場かぎりのはなしなので、なかなか変わることがありません。はっきりいって、これは、おかしいといえます。政治の怠慢でしょう。だから、このような人の場合は、テレビを購入するのは、簡単には、いかないでしょう。毎月の生活保護費で、テレビを購入するのは、簡単ではありません。そのため、生活保護制度で、免除できるものは、手続きをし、通院交通費のような支給されるものは、しっかりと請求することが重要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。生活保護におけるテレビの購入について、ご理解いただけたでしょうか。とにかく、一番いえることは、テレビを購入すること、保有することは、全く問題ないということです。テレビというと、娯楽品なので、購入は、だめなのかなと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。ただし、先程、のべさせていただいた家具什器費では、テレビを購入することはできませんので、この点は、注意してください。

とにかく、生活保護制度は、複雑で、皆さんが、誤解をしていることがたくさんあります。そして、その誤解のために損をしてしまっているケースがたくさんあります。生活保護制度は、きちんとした知識を身につけることが、自分の生活を守る、もしくは高めることになります。

ですから、ぜひ、ちょっとしたことでも疑問に思ったら、すぐに、質問のコメントを遠慮なくしてください。些細な質問でもかまいません。そのちょっとした知識の不足が生活に大きな影響をもたらし、後で、大きく損をすることになります。

人間ですから、いろいろな事情があり、迷うことはあります。しかし、そこを少し踏ん張りましょう。というより、難しく考えることはありません。気楽な気持ちでコメントを送ってください。よろしくお願いいたします。

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