生活保護受給者の酒、タバコ、ギャンブルについて

皆さん、こんにちは。生活保護ってお金に困っている人が受ける者だと皆さんは思っている事でしょう。確かに、お金がないから、生活保護を受けているわけです。しかし、最近の報道だと、生活保護受給者が酒、タバコ、ギャンブルにおぼれているというのがテレビなどでいわれています。実際のところはどうなのでしょうか。そもそも、生活保護費を酒、タバコ、ギャンブルに使う事はまずいのでしょうか。

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生活保護費で酒、タバコ、ギャンブルに使っていいの?

生活保護,酒,たばこ,ギャンブルそもそも、生活保護制度は、生活に困窮するすべての国民に対し、国が必要な保護を行い、最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とするとされています。また、生活保護法第60条は、生活保護受給者は、常に、能力に応じて勤労に励み、自ら、健康の保持及び増進に努め、収入、支出その他生計の状況を適切に把握するとともに支出の節約をはかり、その他生活の維持及び向上につとめなければならないとされています。この条文をもとに考えると健康の保持及び増進という点で、酒、タバコはよくないにきまっています。また、支出の節約をはかるという点でみていけば、ギャンブルはだめだという事になってきます。まあ、一般の納税者からしたら当たり前ともいえます。しかし、日本国憲法第25条では、国は最低限度の文化的な生活を保障するとなっています。これは、どういう事かというと、ただ、単に飯が食えればいいという事ではなしに、人間的な生活、つまり、いくらかの遊びの部分があってもいいともいえます。実際、生活保護受給者が酒を飲んではいけないという決まりはありません。タバコ、ギャンブルもしかりです。

だから、酒、タバコ、ギャンブルにしても、生活保護費の範囲内であれば、全くダメだというわけではないといえます。どこかの市役所が生活保護受給者がパチンコをする事に規制を加える条例を作ったところもあります。このへんの考え方も分からなくはありませんが、そもそも人間は弱いものです。刑務所にでも入れば、酒、タバコ、ギャンブルをすることもなくなり、それこそ、生活保護法第60条の精神をまっとうできるのでしょうが、別に生活保護を受ける事は、刑務所に入ることとは違いますので、あまり強引な規制をするわけにもいかないでしょう。

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生活保護受給者は、酒、タバコ、ギャンブルにおぼれやすい?

そもそも、生活保護を受ける人は、酒、タバコ、ギャンブルにおぼれやすいのです。なぜでしょうか。まず、酒ですが、人生がうまくいかず、酒におぼれて、アルコール依存症になってしまった人が生活保護を受けている人はかなりいます。そのために、働けなくなり、また、体を壊してしまい、いろいろな病気を併発してしまったケースがあります。こういった人は、ダルクのようなところに入れるケースもありますが、それはかなりひどい場合で、たいていは、厳重注意ぐらいで、最終的には、身体的に体をこわして入院か、アルコールから生じる精神疾患になり、入院になるケースが多いです。最近は、安く酒も手に入るので、結構、酒を飲んでいる生活保護受給者もいます。また、生活保護受給者はヒマな人が多いです。そもそも、人間はヒマだとろくな事はしません。時間があるので、余計に酒を飲んでしまうわけです。

タバコはどうでしょうか。生活保護受給者は、お金がありませんから、タバコというのは、安くて快楽を得られるものといえます。(最も最近はだいぶ値段が上がっていますが) だから、わかばとか安いタバコをすっている人もいます。部屋がものすごくヤニくさいというか、空気がひどい部屋も多いようです。おそらく、かなり健康も害してしまうでしょう。

ギャンブルはどうでしょうか。生活保護受給者の中には、ギャンブルにはまって、お金を使ってしまい、生活保護になってしまった人もかなりいます。ギャンブルは、競馬、競艇、何でもあります。パチンコもかなりいます。遺産をギャンブルで何千万円も使ってしまったという例もあります。一番、お金がなくなるのがギャンブルです。酒は、体の限界がありますので、いくらでも飲めるというわけにはいきません。タバコも限界があります。しかし、ギャンブルに限界はありません。だから、ガヤンブルで人生が狂ってしまった人は多いと思われます。だから、ギャンブルが一番お金を失わせるものという事ができます。たまに、馬券を買うくらいなら、いいのですが、もともとギャンブルが好きな人はそうはいきません。

生活保護受給者の酒、タバコ、ギャンブルの実態は

生活保護受給者の酒は、基本的に安い焼酎や日本酒です。また、年金やちょっとした仕事で不正受給をしている人は、安い居酒屋で常連になっている場合があります。結構、こういう生活保護受給者を客にしている居酒屋もあります。そもそも夜の活動は、市役所には分かりません。ただ、結果として、体をこわして、入院になるというパターンは多いです。また、入院になり、体調がよくなると退院します。そうすると、また、酒を飲むのです。この繰り返しで、要介護状態になってしまいったり、死亡してしまうケースがあります。なにしろ、ロシアではアルコール依存症の男性が多いため、男性の平均寿命が50代になっています。日本は、ロシアほどではありませんが、生活保護受給者の人は一般世帯の人に比べて、アルコール依存の人は多いといえるでしょう。

タバコもかなり吸う人が多いです。体が悪い人は、障害者手帳があるので、その分、加算というのがついて、生活保護費がその分多い人がいます。そして、そのお金でタバコを吸ってしまい、体をさらに壊していくという人が多いです。タバコは、どうしてもやめられないという人は多いです。酒は、抗酒剤を服用して飲まないようにする方法もありますが、実際は、あまり効果は出ていません。タバコに関しては、難しいところでしょう。

さて、一番困るのは、ギャンブルです。なぜかといえば、一番お金がなくなってしまうものだからです。月の途中でお金がなくなり、市役所にお金を貸してほしいとなきつくパターンもあります。ある地域では、生活保護受給者を客にした賭博場もあります。生活保護費の支給日に返済することを条件にお金を貸し付け、賭博をさせたりしています。まあ、普通に競馬などのギャンブルにはまり、闇金に手を出すケースもあります。そういった人は最終的にお金にいきづまり、失踪してしまうケースが多いようです。ギャンブルはもともと人をくるわせます。韓国では、パチンコを禁止しているくらいです。そういう意味では、日本は寛容ともいえます。もっとも、政府がカジノを作って、その収入で政府の財政を何とか立て直そうという国ですから、ギャンブルに寛容なのも無理はありません。ギャンブルや女性にはまって、お金がなくなってしまった人は生活保護受給者で結構、います。こんな人に税金を使って救う必要があるのかという考え方もあると思いますが、生活保護制度は、お金がなくなった理由は問わないことになっています。要はお金がなければ、受給できる制度なのです。

まとめ

酒であろうと、タバコであろうと、ギャンブルであろうと、お金がなくなれば、生活保護を受ける事はできます。また、生活保護を受けている人が、酒、タバコ、ギャンブルをしているのが実態です。また、そのために万引きをしてしまい、警察につかまった人もいます。また、お金がなくなり、ギャンブルも酒ものめなくなり、電車で痴漢をしてつかまってしまった人もいます。笑えない話です。

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2 Replies to “生活保護受給者の酒、タバコ、ギャンブルについて”

    1. コメントありがとうございます。医療費は、既に、現物支給となっております。また、コメントをよろしくお願いします。

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